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やっぱりFIRE考えたらこんなにも難しい

とある会社員

FIREしたい!でも具体的にどうやったらFIREできるの?

カツヨシ

FIREって言葉をよく聞くようになったけど、FIREはそんなに簡単じゃないよ…

皆さんこんにちは。カツヨシです。

今回はやっぱりFIRE考えたらこんなにも難しいということでやっていきます。

早速ですが、経済的自立、FIREってきいてなんのことかわかるでしょうか?

FIREとは

FIREとはFinancial Independence, Retire Early」を略した言葉で「経済的自立と早期リタイア」という意味があります。

簡単に言うと、働かなくても生きていける状態のことを指します。

んな生活してみたいなと誰もが思ったことのある、あの状態です。

私自身、このFIREを目指したいと思っていますが、具体的にどうしていけばFIREできるのでしょうか。

FIREの方法は主に2つです。

一つは宝くじに当たったり、一攫千金で一生暮らしていけるだけのお金を手にした場合です。経営者が事業売却などしたときもこのようなパターンに当てはまります。

このようなかたちで一生暮らしていけるだけのお金を少しずつ切り崩しながら、暮らしていくのが一つ目の方法です。

この方法だといつか元手の資金が尽きてなくなってしまいます。

ただ、FIREのイメージとして思い浮かべることが多いのはもう一つの方法だと思います。

それは資産を投資に回して、運用して出た利益、つまり、不労所得で生活していく方法です。

こちらの方法でFIREしていくために、皆さんは投資の勉強をしたり、資産を蓄えていったりしてると思います。

私自身も現在FIREするために資産を蓄えながら投資の勉強をしています。

どれくらいの資産が必要なのか

じゃあ皆さんはこの不労所得でFIREするためにどれくらいの資産が具体的に必要なのか知っているでしょうか。

ということで、そもそも生活していくために必要なお金というものは人それぞれ違うので、皆さんそれぞれ自分が生活していくのに最低限必要なお金というものを計算しなければいけません。

リタイヤした後に必要なお金を具体的に考えてみましょう。

例えば、月15万円あれば、生活できるとします。

この生活費でいくと、お金がない大学生レベルの生活水準になりますかね。

私の大学自体はこれくらいの収入で暮らしていました。

家賃は確か、2万円くらいの激安でしたし、食費も3万円くらいと結構男子大学生としては節約した方だと思います。また、水道光熱費や通信費も自分で支払っていました。

この生活費で一ヶ月暮らすとそんなに贅沢ができなかったと思います。

でも、これで最低限生きていけるのならFIREするために最低限必要な不労所得の目安にしていいんじゃないでしょうか。

では、仮に、月15万円の不労所得を生み出すためには元手となる資産はどれくらい必要なのでしょうか。

皆さんは不労所得で生活していくのに必要なお金ときいて、どれくらいのお金が必要なのかイメージできますか?

1億じゃ足りないかなー、って思っている人もいるかと思います。

じゃあこの目安はどれくらいかと言うと、

まず、一般的にFIREの目安として言われているのは生活費を元手となる資産の4%に抑えれば、資産が目減りすることなく暮らしていけるといわれています。

これを4%ルールといって、大学の論文を根拠にしているそうです。

この4%というのは米国株の代表的な指数であるS&P500の成長率7%から米国のインフレ率3%を引いたものになります。

これを言い換えると、FIREするために必要な資産は年間総支出の25倍必要だということになります。

具体的な数字で話をすると月15万円は年間180万円の支出ということになるので、その25倍ですから、180×25で4,500万円の資産が必要ということになります。

月15万円の不労所得を毎月作るには最低でも4,500万円は必要なんです。

どれくらい時間がかかるか

これを多いとみるか少ないとみるかは個人の感覚ですが、実際に自分がこれだけの資産を貯めるのにどれくらい時間がかかるか考えてみてください。

例えば毎月10万円貯金していくとします。

そうすると年間120万円貯めることができます。ですが、4,500万円貯金できるまでに450ヶ月かかってしまいます。

これは37年6ヶ月ということになります。

37年後、あなたは何歳になっているでしょうか?

今仮に新卒1年目の23歳の人だとしても60歳まで貯金を続けないとたまらない計算になります。

これでは皆さんがイメージしている引退のタイミングとは違うんではないのでしょうか?

ペースが遅すぎると思った人が大半だと思います。

35歳でFIREするには

少なくとも40歳にはリタイヤしたいな、とか、もっと早く35歳にはリタイヤしたよって人もいると思います。

じゃあ実際、毎月、どれくらい貯金しなければならないのでしょうか。

そこで、仮に35歳までにリタイヤできる資産を形成しようと思ったら、毎月どれくらい貯金しなければいけないかというと、新卒1年目の23歳から貯金をはじめて、12年間で4,500万円を貯める計算をすると、毎年375万円、月々に直すと31万2,500円の貯金をしていかなければならない計算になります。

普通の会社員にFIREは困難

毎月こんなに貯金できますか?

できないよ、って思うひとが大半だと思います。

しかもそれは今の収入の中から捻出しなければなりません。

果たして、今の皆さんの収入でどれくらい、毎月、貯金に回せるでしょうか。

10万円ですか?

5万円ですか?

いやいや、10万円も貯金するなんて無理だよ、5万円もちょっと厳しいかな、なんておもってませんかね?

もしかしたら1万円も厳しいなんて人もいるかと思います。

それくらい余裕のない方だっているはずです。

なぜなら、日本の平均年収というかたちで年齢から皆さんの収入がだいたいわかるからです。

おそらく、この動画をみてFIREを目指している人たちは20代前半から30代後半の方だと思います。

例えば、日本の平均年収を表にしたものがあります。

23歳のひとの場合を考えてみましょう。

20歳から24歳の平均年収が267万円となっています。

ただし、平均年収というのは年収がものすごい高い人たちが平均を引き上げているので、実際にはもっと少なくなります。

ということで、中央値を見てみると、日本の年収の平均値が436万円なのに対して、中央値は370万円と言われています。

中央値だとこんなにも下がってしまうんですね。

つまり、23歳の人は267万円よりももっと少ない金額しかもらっていないことがイメージできると思います。

月の給料に換算するとだいたい20万円あるかないかくらいですよね。

これからさらに税金が引かれたり、家賃を払ったり、食費、水道光熱費を払ったりなんかするともうほとんど残りませんよね?笑

そんな中で月30万円も貯金することがどんなに無理なことか、不可能なことかおわかりいただけると思います。

じゃあFIREなんて無理なんだ、夢物語なんだということを言いたいかと言うとそうではありません。

FIREを目指すなら会社員としての収入だけでは難しいということをお伝えしたいんです。

だって日本企業に普通に勤めている人の収入では到底、FIREに必要な貯金が難しいってデータが物語っていますよね?

だから、普通に働いて年収を上げたとしても会社員の収入だけで毎月30万円貯金できる人なんて、大企業のほんの一握りの人間だけではないのでしょうか?

事業を持つ

だから、会社員としての収入だけではなく、事業を持つことが必要なんです。

事業ってなに?って思った方、いると思います。

簡単にいうと事業って会社を作ったり、個人で仕事を請け負ったりしてお金を稼ぐってことです。

えー、働かなくても生きていけるようになるには会社員としてだけじゃなくて、会社員以外でも事業を持って別で働かなきゃいけないの?って皆さん思いませんかね?

そうなんです。

FIREで不労所得を得るためにはまずは収入を上げること、これが大前提となってくるんです。

やっぱ、FIREなんて無理なんだって思った方はそっとこの動画を閉じてください笑

だって、想像してみてください。

仮に生活費は会社員としての収入で賄って、

リタイヤするために必要な資産を自分の事業の収入で貯めていくと考えたとしても、毎月20万円とか、30万円の収入が必要になるんですよ。

結構無理ありますよね?笑

これを前提で話をしていくと、リタイヤを35歳までに目指すのってかなり厳しいと思います。

だから、最近、FIREという言葉をよく耳にするようになりましたが、本当に皆さん目指せるんでしょうか?

毎月10万円貯金して60歳までに4,500万円貯めて、年金プラス不労所得で生活していこうって人ならわかるんですが、もう60歳ってそんなに早期リタイヤでもないですよね?笑

ってことで、早期リタイヤのタイミングは人それぞれなんですが、35歳とかでリタイヤしようと思ってFIREの記事だとか、投資の話にのめり込んでしまった人はこの前提を理解したらすぐに挫折してしまうと思います。

だから、FIREっていいな、とか投資が流行ってきているから投資はじめたいなっていうのは全然いけないことではないのですが、この現実を知っておいていただきたいなと思います。

ここまで、理解して頂いた上で、FIREを考えてください。

たしかに、老後2,000万円問題がニュースでやってたりするのを考えると、投資の勉強をしておいた方がいいと思います。

年金だけで暮らしていくのは厳しくなってくると思いますので、今から年金プラス不労所得みたいに準備しておくといいと思います。

だから、投資の勉強をするのはいいのですが、投資ばかりやっていてもFIREするのって相当時間がかかってしまうんです。

先ほどからお伝えしている通り、FIREを考えたら投資だけではなく、まずはじめに事業収入を作ることを考える必要があるんです。

労働収入と事業収入

そしたら、事業収入ってなんだろうって思いますよね?

例えばいま、副業って話もよく耳にするようになったと思います。

この副業の例として、例えばウーバーイーツだったり、クラウドソーシングだったり、すると思います。

最近、プログラミングとか動画編集なんかも副業として注目されてきています。

ですが、月30万円くらい稼ぐにはウーバーイーツだけで稼げるでしょうか?

例えばWEBのライターで月30万円稼げるでしょうか?

そう考えると、仕事にかけた時間あたりに得られる収入っていうのが結構低いと思います。

だって、ウーバーイーツを一日中やったとしてせいぜい稼げて1万円くらいだと思います。

それを会社員をやりながら月30万円稼ぐってどう考えても難しいですよね?

だからここでは、ウーバーイーツみたいな仕事を事業と区別して労働って呼ぶことにします。

労働は単価を上げるのは難しい

このような労働で月30万円稼ぐことが不可能かと言われるとそういうわけではありません。

例えば、プログラミングだったり、動画編集なんかの単価が高い案件を引き受ければ、月30万円もらうこともできるでしょう。

だけど、こういった労働の価値は時間が経つにつれてだんだんと落ちていきます。

これは、業界で働く人が少ないうちは単価が高く設定されていますが、そのうち、働く人が増えていったり、機械やシステムの発達によって自動化が進んだりなんかして今まで高く設定していた報酬が下がってしまうんです。

だから、同じ労働でたくさん稼ごうと思っても働く時間をどんどん増やさなければいけなくなってしまいます。

こうしたことを考えると、労働をリタイヤするための資産の収入源にするのはあまり良い考えではないと思います。

事業=どんどんお金を生み出す仕組み

じゃあ、FIREするために必要な事業ってどんな仕事なんだって思いますよね?

それは例えば、WEBライターをしている人だったら、どっかの企業のWEBサイトの記事を書いて、その労働に対して支払われる報酬を受け取るような仕事ではなくて、自分のWEBサイトを立ち上げて自分のサイトの記事を書いて、そこからアフィリエイトとして報酬をもらうようなものがいいです。

WEBサイトなら一度書いた記事は残るからどんどん書けば書くほど記事もたまっていって、そのうち、人気が出れば、読む人もどんどん増えていく、みたいにかけた時間あたりに得られる報酬がどんどん増えていくような仕組みが重要なんです。

これは例えば、YouTubeなんかも同じです。

動画もいつでも何回でも見れますよね?

こういう風に自分のサイト、自分の動画みたいなものを作って繰り返しお金を生み出してくれるビジネスなんかをやるのを目指してください。

これはせどりと言われる、転売とかでも出来ます。

例えば、メルカリなんかを使って安く物を買って高く売ったとします。

メルカリなんかは売った実績を残すことができますから、たくさん取引をしている人ってアカウントを覗けばすぐにわかります。

たくさん取引していい評価をもらってたりなんかするとそのアカウントを信用しやすくなりますよね?

そうすると、ほかのアカウントよりもこの評価が高いアカウントで取引したいなって人が増えるので、評価が高いアカウントの人気がどんどん高くなっていくっていうようになります。

そうすると、取引していい評価をもらえばもらうほど、どんどんたくさん取引できるようになるし、その分、得られる利益も大きくなっていっていう感じです。

いろんなところにビジネスチャンスあり

こうしたビジネスはいろんなところにチャンスがあります。

例えばインスタグラマーだって、投稿がバズったりなんかしてアカウントに沢山のフォロワーがついたとします。

そのたくさんのフォロワーに対して企業が広告を出したいって思ったりするんですよ。

そうやってインスタグラマーに対して企業がこの商品を広告してくれたら報酬払いますよ、みたいなものがあります。

これは企業案件なんていう言われかたをしていて聞いたこともあると思います。

フォロワーが増えれば増えるほど、報酬も高く設定できるようになります。

あと、インスグラマーとかYouTuberがファッションのブランドを立ち上げたり、グッツを販売したりして事業を行うなんてこともあります。

こういうふうに、事業のチャンスはいろんなところに眠っているんです。

なんとなく、労働と事業の違いが分かりましたかね?

もちろん、時給でお金を貰ったり、一つの案件をこなして報酬を得たりする労働で収入を得ることは決して意味のないことというわけではありません。ですが、その労働からどんどんお金を生み出す仕組みを作っていくことが大切なんです。

だから、会社員としての経験をブログとかYouTubeとかで情報を発信したり、副業のモデルとか、アクセサリー作りから自分のブランドを立ち上げたりなんかしていくことを目指しましょう。

いまの時代はネットショップをすぐに作れたり、ブログやサイトを簡単に立ち上げることができる時代です。

だから、誰でも情報を発信したり、自分の作ったものを販売できるので、そうやって事業を起こしていけるんです。

本業でも副業でも趣味でも構いませんが、何か一つ、うまくいっているものを自分の事業として持つのがおすすめです。

何が上手くいくのかはわからない時代でもあるのでまずはとにかく、色々やってみるのがいいでしょう。

ブログを作ったり、動画を作ったり、SNS投稿したりするっていうのは最初はお金にならなかったりするので、こういうところで挫折する人がほとんどです。

だから安易に時間をお金に換えられる労働に落ち着いてしまうひとが大半になっています。

この労働でお金を稼ぐという考え方を変えていくところからはじめていきましょう。

FIREだけが投資の目的ではない

さて、今回はFIREするためには事業を立ち上げることが大切なんだというお話をしました。

ただ、FIREすることが全てではありません。

もちろん、先ほどお伝えしたように老後2000万円問題を受けて、老後の資金を貯めるために投資を勉強してる方も多くいらっしゃると思います。

また、好きな企業を応援したいだとか、企業を応援することで、社会貢献したいといった理由で投資している人もいるでしょう。

そんな方たちに今後も投資の情報について発信できればと思っています。

投資を勉強している人のために、YouTubeでおすすめの銘柄などもご紹介してますので、リンクを貼っておきます。

こちらもぜひ見ていただいて、参考にしていただければと思います。

FIREするには事業を起こす必要があると分かっていてもFIREを目指したい人は自分の事業を起こせるよう、ぜひ頑張って頂きたいなと思います。

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ここまでご覧いただきありがとうございました。

それではさようなら。

Monet(モネ)

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